CentOS 4.3 に ttyrec を入れたところ、RedHat 版の RPM では ttyrec コマンドを使うと Out of pty’s と怒られてしまいました。
ソースをダウンロードしてきて、README にならって
make CFLAGS=-DSVR4
としたところ、問題なく動作しました。
参考:
[2006-04-11] 端末での作業を記録/再生する
CentOS 4.3 に ttyrec を入れたところ、RedHat 版の RPM では ttyrec コマンドを使うと Out of pty’s と怒られてしまいました。
ソースをダウンロードしてきて、README にならって
make CFLAGS=-DSVR4
としたところ、問題なく動作しました。
参考:
[2006-04-11] 端末での作業を記録/再生する
TTYPLAYER
[2006-04-11]に紹介した ttyplay の Java アプレット版(GPL License)です。
デモも見られますが、便利そうです。
追記:
(20060-07-06) 非公式ですが、サンプル付きの class ファイル, フォントファイルのセットをここに置いておきます。すぐ使いたい方はこれをダウンロードして、example.html を開いてみてください。
参考:
– TTYPLAY で遊んでみる(rogue)
標準で入っている od というプログラムでバイナリダンプが可能です。
$ # /bin/sh を 2 バイト単位で 10 進ダンプする
$ od /bin/sh
$ # /bin/sh を 1 バイトずつ 16 進ダンプする
$ od -t xC /bin/sh
$ # /bin/sh を、1 バイトずつ 16 進ダンプし、同時に ASCII 文字でも確認する
$ od -t xCa /bin/sh
また、任意の ASCII コードを出力するのに、echo を利用することできます。
$ # 0x50 0x51 0x52 の文字(‘P’,’Q’,’R’)を、末尾に改行なしで出力する。
$ echo -en ‘\x50\x51\x52’
# Hello と改行つきで出力する。
$ echo -e ‘\x48\x65\x6C\x6C\x6F’
その他バイナリエディタ関係:
– hex(ports: japanese/hex)
日本語文字列対応のバイナリダンプツール。
– HexEdit(ports: editors/hexedit)
Emacs ライクなバイナリエディタツール。
– Emacs の Hexl モードを使う
– hi
vi ライクなバイナリエディタ。
参考:
– Manpage of OD
– Manpage of ECHO
script コマンドは標準ではいってますが、必ずしも視認しやすいわけではないのであんまり使ってなかったりします。
そこで ttyrec (port: misc/ttyrec) というものを導入してみました。時系列まで記録され、実際に作業してるかのように再生できるあたりが面白いです。利用の仕方は script (や通常のシェル)と同じように
ttyrec output.tty
とすれば記録を開始します(入出力を記録して転送するだけのシェルで現在のシェルへの動作をラップする)。
終了するときは
exit
でOKです。
再生するときは
ttyplay output.tty
再生のみでファイル操作は行わないのですが、知らないと焦りそうです。
ちなみに
ttyplay -p output.tty
とすれば
tail -f の動作のような、リアルタイム再生も可能です。
拡張範囲が広くてなかなか面白いし便利ですね。
参考:
– 横着プログラミング第 4 回: ttyrec 端末を録画再生するツール
同期に使う rsync, なかなかいいですよ。
scp 使いの方は、ほぼ同じ感覚で利用できます。
adhoc に開発環境とテスト環境を同期させるのにも使えたりします(CVS などで管理していない場合とか)。
scp -pr from[ from2[ from3 …] ] to
に対して
rsync -a –rsh=ssh from[ from2[ from3 …] ] to
のように使えます。差分コピーを行っているのか, 2回目以降は scp よりはるかに高速です。
さらにオプション次第で同期の動作を制御できます。–rsh=ssh は RSYNC_RSH で事前に設定することで省略できます。
例:
rsync -a –rsh=ssh ~/public_html user@sync.example.org:
とすれば sync.example.com サーバの user アカウントの ~/public_html をローカルの ~/public_html に同期します。
参考:
man rsync
OpenSSL プログラムを利用することで表示が可能です。
– server.crt という証明書の情報を表示する。
openssl x509 -noout -text -in server.crt
– server.key という RSA 方式秘密鍵の情報を表示する。
openssl rsa -noout -text -in server.key
参考:
– トラブルシューティング – サーバが起動したように見えるが、セキュアサイトにアクセスできない(Linux JF)
eject というコマンドを使うと、CUI で CD を出し入れできます。
何が便利というわけではありませんが、次の用途にいいんじゃないでしょうか。
1. CD を用いるインストーラでユーザビリティ向上
2. ビープ音の代わりに、何かを通知するのに用いる。
sleep 180 && eject
3. リモートから実行して近くにいる人にいたずら
参考:
– Manpage of EJECT