CUI で SSL 証明書と秘密鍵の中身を表示する

OpenSSL プログラムを利用することで表示が可能です。
– server.crt という証明書の情報を表示する。

openssl x509 -noout -text -in server.crt

– server.key という RSA 方式秘密鍵の情報を表示する。

openssl rsa -noout -text -in server.key

 
参考:
トラブルシューティング – サーバが起動したように見えるが、セキュアサイトにアクセスできない(Linux JF)

tips – 汎用インクルード用ファイルでの include, require では dirname(__FILE__) を使う

他所様のコードを見ていると、

require ‘../include/conf.php’;

などというように(./ や ../ を含む)相対パス指定しているのを見掛けるのですが、これには落とし穴があります。
たとえば上のコードが書いてあるファイルが script/foo.php だとします。
別のディレクトリから foo.php を include したいと思い、
public_html/main.php で

> require ‘../script/foo.php’;

とすると、

Fatal error:main(../include/conf.php)[function.main]: failed to open sream: No such file or directory at …

のようなエラーが出て正常に動作しない、という結果になります。
 
これは PHP では

PHP5 で PEAR の内部で Non-Static method エラーが出る

PHP5 で set_error_handler() を利用していると、PEAR のライブラリの各所(PEAR::isError, DB::connect など)で E_STRICT(=2048) が発生します。
set_error_handler の呼び出しを次のように変更すると回避可能です。

変更前:
    set_error_handler(‘handler’);
変更後:
 define(‘PHP5’, version_compare( phpversion(), “5.0.0”, “>=” ));
 if(PHP5){
     $old_error_handler = set_error_handler(‘handler’, E_ALL);
 }else{
     $old_error_handler = set_error_handler(‘handler’);
 }

バージョンに応じて第二引数を与えているのがミソです。もちろん、PHP5だけに対応するのであれば、単純に既存のものに第二引数を与えればいいだけです。
 
PHP5 (5.0.5 で確認)では static メソッドの認識が微妙ですね。
 
参考:
#1491(Make code work on both PHP4 and PHP5) (LiveSupport – Trac)

Smarty で JavaScript や CSS を使うと構文エラーになる対策

{literal} 〜 [/literal}

で挟むとその間にあるものは、Smarty の構文解析を行いません。
互換性を考えないのであれば公式マニュアルにあるように left_delimiter と right_delimiter を {, } から、<!–{, }–> に変更するというのもスマートです。ただしその場合、タグの属性の一部を変数にいれる使い方をすると、ソースはプレーンな HTML ではなくなりますが..。

<option value=1 {checked}>

 
参考:
Smarty の構文解析を回避する(Smarty 2.6.3 マニュアル)

[PHP] PHPスクリプトから include_path を追加する方法

PHPプログラムからrequire/includeの検索パス(include_path)を上書き、追加するには、set_include_path()を使います。

例えば、ディレクトリ “/path/to/include/” をrequireの検索対象に追加する場合は以下のようにします。

<?php
set_include_path(get_include_path().PATH_SEPARATOR."/path/to/include/");

または ini_set()を使う方法もあります。

<?php
ini_set('include_path', ini_get('include_path') . PATH_SEPARATOR . '/usr/lib/pear');

get_include_path() や ini_get(‘include_path’) は、今のinclude_path 設定を取得している関数呼び出しです。
set_include_path() や ini_set() は既存設定を(追記ではなく)上書きするため、追記にするために既存設定を取得して、新しい設定をつなげて足して、追加としています。

PATH_SEPARATOR はPHPの定義済の定数で、include_pathでパスを繋げるための文字が入ります。
(Windowsならセミコロン、Mac OSやLinuxならコロンが入ります)

table から div へ

  .tr{ clear:left; }
  .td{ float:left; }

と指定すれば、

 <div class=”tr”>
     <div class=”td”>foo</td>
     <div class=”td”>boo</td>
 </div>

のように簡易的に列揃えの疑似テーブル構造ができます(行揃えはなし)。
過渡期の置き換え作業の際はこのように td, tr クラスを作るのもいいかもしれません。
 
参考:
CSS による段組(マルチカラム)レイアウト講座
CSSリファレンス(実験室:P)
テーブルを使わずにCSSでいこう

簡単にゼロで埋めて桁を揃えるには

PHP で数値から文字列に変換する時、ゼロで埋める事で桁揃え(MySQL でいうところの zerofill)したい、ということがたびたびあります。
この時、簡単な方法として sprintf が利用できます。

echo sprintf(‘%06d’, 123); // 6 桁未満の場合は 0 で埋める。
echo “\n”;
echo sprintf(‘%06d’, 1234567); // 6 桁以上の場合はそのまま文字列にする
結果:
000123
1234567

CUI で CD-ROM 等をイジェクトする

eject というコマンドを使うと、CUI で CD を出し入れできます。
何が便利というわけではありませんが、次の用途にいいんじゃないでしょうか。
 
1. CD を用いるインストーラでユーザビリティ向上
2. ビープ音の代わりに、何かを通知するのに用いる。

sleep 180 && eject

3. リモートから実行して近くにいる人にいたずら
参考:
Manpage of EJECT