OS: Windows XP SP2
サーバ環境: Apache 2.2.6 + Subversion 1.4.5 + TortoiseSVN 1.4.5
クライアント環境: Eclipse 3.3 + Subclipse 1.2.x
という構成で、SVN 環境を構築したのでその手順を残しておきます。
参考にしたサイトについては後述。
– Apache 2.2 をダウンロード、インストール
詳細は省略
– Subversion インストール
Apache 2.2 用 zip 版(svn-win32-*.zip)をダウンロード(インストーラが必要なら Apache 2.0 用 exe 版(svn-*-setup.exe)をインストール後、zip 版を上書きする)
コマンドラインから利用するため、 Subversion インストールフォルダの bin にパスを通しておく。
– コマンドラインで SVN リポジトリ作成
引用: http://terai.xrea.jp/Subversion/Apache2.html#uc9cfee4
mkdir c:\svn
svnadmin create c:\svn\hoge
svn mkdir file://localhost/c:/svn/hoge/trunk -m “mkdir trunk”
svn mkdir file://localhost/c:/svn/hoge/tags -m “mkdir tags”
svn mkdir file://localhost/c:/svn/hoge/branches -m “mkdir branches”
– Apache の httpd.conf で SVN リポジトリが見られるように設定
以下の行がコメントアウトされていれば、コメントアウトをはずして有効にします。
LoadModule dav_module modules/mod_dav.so
LoadModule dav_fs_module modules/mod_dav_fs.so
以下の行がなければ、LoadModule の最後に追加します。
LoadModule dav_svn_module modules/mod_dav_svn.so
LoadModule authz_svn_module modules/mod_authz_svn.so
最後に、以下のように、Location や VirtualHost タグで DAV, SVNParentPath を設定します。
<Location /svn>
DAV svn
SVNParentPath “c:/svn”
</Location>
これで、Apache を再起動すればブラウザで
とアクセスして接続を確認することができます。
– TortoiseSVN インストール
これは任意。インストールするとエクスプローラで右クリックでSVNリポジトリが作成できるようになります。
http://tortoisesvn.net/downloads から、自分の環境用の msi をダウンロード
インストールし、マシンを再起動したあとに同ページの下にある Language Packs の Japanese をダウンロードして実行すると、設定から日本語が選択できるようになります。
設定方法は、エクスプローラを開いて適当な場所で右クリック→ TortoiseSVN → Settings → General の Language を日本語して OK 、です。
– Eclipse 3.3 インストール
詳細は省略。
– Subclipse インストール
Eclipse のインストール/更新メニューで新規リモートサイトとして
を指定すればインストールできます。
– Elicpse で SVN 対応
SVN リポジトリーエクスプローラーを開き、SVN リポジトリビューで右クリック、新規→リポジトリーロケーションで以下のように入力します。
パッケージエクスプローラで既存のプロジェクトを右クリック→チーム→プロジェクト共用→SVN
で、あとはそのままウィザードを進めれば SVN を利用することができます。
参考:
Apache2 で Subversion をネットワークに対応(てんぷらメモ)
SVN リポジトリの作成と Apache での公開手順。
Subversion を Windows で GUI 中心に使う(Landscape – エンジニアのメモ)
Subversion + TortoiseSVN の導入手順。