swfmill で扱う XML の書式は二通りあります。
一つ目は swfmill xml2swf や swfmill swf2xml でのコンパイル/逆コンパイルで扱う書式です。
ルート要素は <swf> で、SWF のバイナリ構造を XML であらわしたもののようで、
埋め込み画像のバイナリを base64 エンコードで指定したり、埋め込みデータがラスタかベクタかによって、指定方法が異なっていたりとなかなか直感的には扱えません。
用途としては swf2xml で逆コンパイルしてからデータを差し替えて再コンパイルする時などに使います。読み解く場合は swf 仕様書が参考になるでしょう。処理の流れについては「SWF フォーマットの変遷からみる Flash(daily dayflower)」が纏まっていてわかりやすいです。ActionScript についてはこちらの記事に書きましたのでご参照ください。
二つ目が swfmill simple で扱う、人が読みやすい書式です。ルート要素は <movie> で、前者の書式に比べてライブラリへの取り込みとステージへの配置などがより直感的に行えるようになっているので、自分で XML を書き起こして Flash を作成する場合に使えます。
参考:
– swfmill swf2xml and xml2swf(公式)
– swfmillでFlash Lite 1のswfを扱えるようにしてみた(KLab 株式会社)
– SWF File Format Specification
カテゴリー: システム開発
Google Ad Planner で好きなサイトを統計分析
Google Ad Planner
最近話題なので使ってみた。
ためしに自サイトや会社サイト、有名サイトをやってみたらサイトごとに性別、年代等傾向が出ていて面白いですね。
簡単な使い方は次のようなかんじです。
1. View a site listing の欄にドメイン入力(ログイン不要)
2. 訪問者がよく見る別サイトや検索キーワードが表示される
3. 分析対象の国を指定(Japan)すると、訪問者の性別や学歴、収入分布までグラフ化。すごい。
参考:
Google Ad Planner(アドプランナー)で“あのサイトのPVやUU”を調べてみよう!
おかしな文章なのに読めちゃうコピペがはやっているようなのでJSで作ってみた
フリーで使える駅の座標情報データベース
http://www.ekidata.jp/
– 無料ダウンロード「駅データ.jp」
駅の情報(都道府県、駅名、路線、会社、地図座標等)がCSV形式でダウンロードできます。商用でも使え、最新の駅にも対応しているのがいいですね。
Windows SID とユーザ名を名前解決(変換)する
Windows SID(S-1-5-21-〜などから始まる数字の羅列)を Windows のログイン名に相互変換するには、こちらで配布されているLookupSID(looksid.exe)が便利です。
使い方は次のとおりです。
ログイン名→SID
C:> LookSid /A tanaka
S-1-5-XX-XXXXXXXXXXXXXX-XXXXXXXXXXX-XXXXXXXXXXX-XXXX
SID→ログイン名
C:> LookSid /S S-1-5-XX-XXXXXXXXXXXXXX-XXXXXXXXXXX-XXXXXXXXXXX-XXXX
tanaka
参考:
うにょうにょ本舗(開発/配布元)
ImageMagick – 画像から EXIF 情報や余分なコメント領域を削除するには
ImageMagick の convert では画像を加工しても基本的にコメント領域など付属的なデータを維持してくれます。
これはこれで便利なのですが画像サイズを削減したい場合はアプリケーション固有の情報(JPEG の Exif など)やコメントなどは極力取り除きたいものです。
ImageMagick でこれを実現するには -strip オプションを使います。
ImageMagick Command-line Options – -thumbnail
-strip
strip the image of any profiles or comments.
用例は次のとおりです。
– in.jpg から EXIF 情報等を除去し、out.jpg として保存する。
convert in.jpg -strip out.jpg
他の方法としては
-profile,+profile (任意のプロファイルを削除/追加する。-profile * で全てのプロファイルを削除)や,
-thumbnail (-thumbnail 320×240 は -strip と -resize 320×240 を指定するのとほぼ同じ) といったものがあります。
rsync – file has vanished
Cygwin 版 rsync を使っていると、日本語ファイル周りで
rsync: opendir “/cygdrive/c/path/to/source/フォルダ?” failed: No such file or directory (2)
とか
file has vanished: “/cygdrive/c/path/to/source/ファイル?.xls”
のようなエラーが出ることがあります。
これはファイル名の文字コード変換(Unicode < -> UTF8)に失敗しているために起こるエラーで、cygwin1.dll をこちらの UTF-8 Cygwinに差し替えれば直ります。
参考:
– hebrew characters(samba.org: rsync user list)
– UTF-8 Cygwin
日本語での Cygwin の仕様説明ページ。
FlashDevelop – Flash/Flex フリー開発環境
FlashDevelop.org
無料で使える Flash/Flex 開発環境です。
*.as を *.swf へビルドできるのはもちろんのこと、デバッガつきでの実行やアクションスクリプトの文法チェッカ、コードアシストのような開発者にはなくてはならない機能まで充実しています。
基本英語ですが、設定により日本語も使えます(日本語設定については参考サイトを参照)。
AS3.0 にも対応しているので、コードベース開発なら本家 Adobe よりも FlashDevelop のほうが断然使い勝手がいいですね。
参考:
– 7つのステップで完成!FlashDevelopカスタマイズの奥義(_level0.CAYAC)
古いバージョンのPHPをダウンロードする
最新版の ffmpeg をダウンロードするには
ffmpeg とは、高機能な動画編集ツールです。
以前、この ffmpeg アプリのWindows版を探し回った事があったため、配布サイトをまとめてみました。
– ffmpeg.org
公式サイト。
Windows用のffmpegコンパイル済バイナリは以下のサイトで配布されています。
ffmpeg 公式 Windows バイナリダウンロードページ:
https://ffmpeg.zeranoe.com/builds/
バージョンが古い可能性があるのであまりおすすめはしませんが、他にもフリーソフトに付属しているものを使うこともできます。
– お気に入りの動画を携帯で見よう
SVN の HEAD を追いかけて Windows 用にビルドしたバイナリを配布しているサイト。
MingW での ffmpeg のビルド方法や依存するライブラリについても書かれています。
– ImageMagick
ImageMagick は一部のビデオフォーマットを扱うために ffmpeg を使っているため、ffmpeg.exe をバンドルしています。
Windowsユーザでインストーラが不要な方はImageMagickのFTPサーバから、実行ファイルだけのダウンロードもできます。ファイル名が”ImageMagick-(バージョン番号)-Q16-windows.zip”のものがインストーラなし版です。
携帯動画変換君
ffmpegのインターフェイスとして動作するソフトです。ffmpeg が同梱されていますが、2010年9月現在、何年も更新されていないためバージョンは古めの様子。
Linux用 RPM は http://packages.sw.be/ffmpeg/ で最新版が順次配布されているようです。