せっかくAndroidデザインのために頑張って画像にナインパッチ(9pach)を使ったのに、ちゃんと効かない。
画像の周りの黒い点が見えてしまってる。さぁどうしよう。
そんな時は騒がず慌てず4つのポイントをチェック。
1. ファイルの名前は”〜.9.png”で終わること
9.png で終わるファイルが 9 patch ファイルのしるしです。
jpg はだめ。pngです。banner.9.png のように、ちゃんと「.9.png」という拡張子で終わっているか確認しましょう。
2. 画像のサイズは元画像のサイズ+2ピクセル
9patch は元の画像の上下左右1ピクセルずつの縁を設用定に使っています。
正しい 9patch 画像なら縁にあるのは黒だけでほかは余白になっているはず。
3. 画像の周りは「黒」だけ
四隅に描いていいのは黒だけです。
ここでいう「黒」は、透過なしの真っ黒(#000000)のこと。
#000001でもいけません。
それから、いくら薄いからといっても、少しでも他の色が隅についてしまうと認識しなくなります。
特にアンチエイリアスには気をつけましょう。
4. 黒い点、ちゃんとつながってる?
上下左右それぞれで、黒い点がつながって1本線になっていないと認識してくれない場合があります。
9patchエディタ(draw9patch ツール)や、Eclipseのレイアウトエディタなんかではちゃんと伸び縮みして見える。
でも実機で見るとばっちり黒いドットが見えてしまう。
そんな場合はこれが原因かもしれません。
最後のチェックポイントは意外とはまりやすいのではないでしょうか。
以上、9-patch のトラブルシューティングでした。