tips – 色々なプロトコルをネットワークドライブに使う

最近は便利な世の中になったもので、色々なストレージサービスが増えてきましたね。
エクスプローラの「ネットワークドライブの割り当て」機能を使うとネットワークごしのドライブでも “Z:\foo.txt” など仮想のドライブとして認識できるため、ファイルの編集、作成、削除など、ほとんどのアプリケーションでの操作がまるでローカルHDDのように扱えるようになります。そこで、色々なネットワークストレージをネットワークドライブ化できるソフトウェア/方法についてまとめてみました。
 


– Gmail をネットワークドライブ化
Gmail Drive shell extension
エクスプローラのシェル拡張として動作するようです。
日本語での解説は「臨機応変? – Gmailをネットワークドライブとして使ってみる」が参考になります。


– FTP をネットワークドライブ化
Novell NetDrive というフリーソフトを使うと FTP, WebDAV プロトコルが使えるサーバをネットワークドライブにできます。ライセンスを他社に譲渡し、WebDriveという有償の製品になったため、開発元の novell.com からはダウンロードできなくなっていますが、サーチエンジンで検索すると見つかります。一応うちにも置いておきます。
 
ミラー:netdrive.exe をダウンロード
 
なお、Windows Vista の場合は NetDrive が非対応のため WebDrive を使う必要があります。
ネットワークドライブではなく “ftp://username:password@hostname/path”の形式ならばエクスプローラ標準でフォルダのように仮想的に扱うことができますが、当然ですが、こちらはFTP対応していないアプリケーションからはアクセスできません。


– WebDAV をネットワークドライブ化
前述の NetDrive, WebDrive が WebDAV に対応しています。
また、Windows Vista の場合は標準で対応しているようです。


– Amazon S3(Simple Storage Service) をネットワークドライブ化
Amazon S3 は Amazon が提供する 1GB あたり 15セントで使えるネットワークストレージサービス。容量制限はありません。
 
Jungle Diskというシェアウェアでネットワークドライブ化できます。
また、前述の WebDrive も Amazon S3 に対応しているようです。


– SFTP,SCP, Frontpage server をネットワークドライブ化
前述の WebDrive がこれらに対応しています。


– Xdrive をネットワークドライブ化
AOL が提供している Xdrive というフリーのストレージサービス。
1アカウントあたり 5GB のストレージを無料で利用できます。
Downloads から Xdrive Desktop をダウンロードすればネットワークドライブ化できそう。


– Windows Live SkyDrive をネットワークドライブ化
Microsoft が提供する Windows Live SkyDrive というフリーのストレージサービス。
hotmail のアカウントごとに 5GB のストレージが無料で利用できます。
今のところは無理そう。