Copyright 1999 Free Software Foundation, Inc.
ftp://ftp.nanotech.wisc.edu/pub/khan/gnu-win32/mingw32/gcc-2.95.2/
にファイルがあります.
Mingw32 - FTRサイトINSTALLE和訳
GCC-2.95.2 for Mingw - インストール手順
- どのパッケージをダウンロードするか選択する
絶対必要なもの:
以下のうちどれか一つを選ばなければならない.
a. gcc-2.95.2-crtdll.exe ........ C/C++/F77/ObjC コンパイラ (CRTDLL)
b. gcc-2.95.2-msvcrt.exe ........ C/C++/F77/ObjC コンパイラ (MSVCRT)
(a)か(b)を必ずダウンロードして下さい.(a)はCRTDLLランタイムを,(b)はMSVCRTランタ
イムを使います.全てのWin9X/NTシステムはCRTDLLが対応していて,同様にWin9Xの第一
版を除く全てのWin9X/NTではMSVCRTが対応しています.まだ現在はCRTDLLランタイムの
バージョンは1で,これが一般的にMingw32として知られています,同じくMSVCRTはただの
アドオン(拡張機能)として提供されています.もちろん両方をインストールすることも
できますが,その場合別々のディレクトリにインストールして下さい.GDB 4.18とMAKE
3.77も入っています.
自由にどうぞ:
ドキュメントパッケージのダウンロードは自由ですが,ダウンロードを強くお勧めしま
す.
c. mingw32-docs-html.exe ....... HTMLドキュメント.GCC 2.95.2, Binutils 2.9.4,
GDB 4.18, Make 3.77のドキュメントを含みます.
- 初めに「絶対必要な」パッケージをダウンロードして下さい.
(1) 通信速度が快適な場合は以下のファイルを取得して下さい.
- gcc-2.95.2-crtdll.exe か gcc-2.95.2-msvcrt.exe のどちらか.
(2) 遅い場合は,"split"ディレクトリから分割ファイルをダウンロードして下さい.
- gcc-2.95.2-crtdll.exe.* か gcc-2.95.2-msvcrt.exe.* のどちらか.
gcc-2.95.2.* を全部ダウンロードしてしまえば"split"ディレクトリにあるcrtdll-com
bine.bat か msvcrt-combine.batのどちらかを使って結合すればgcc-2.95.2-crtdll.exe
かgcc-2.95.2-msvcrt.exeが作成できます.
できればHTMLドキュメントパッケージも取得することをお勧めします.
- インストールの準備:
a.どこにインストールするか決めてください.筆者はいつも"C:\GCC-2.95.2"にしてい
ますが,あなたはZIPドライブ,JAZドライブでもどこでも好きな所でかまいません.
あなたがすべきことはただ環境変数のパス(set PATH)を通し,またお好みでGCC_EXEC
_PREFIX(後述)を設定する事だけです.ここでは"C:\GCC-2.95.2"をインストールディ
レクトリとして説明することにします.ですからどうかそれぞれに自分が選んだ場所
に読み替えてご理解下さい.変数のセットアップ用サンプル配布ファイルとして"MIN
GW32.BAT"を使うこともできます.このバージョンは十分なあきがある場所にあるデ
ィレクトリにインストールするだけでOKですが,お勧めはしません.もしCRTDLL版,
MSVCRT版両方をインストールすることにしたなら,どうか別々のディレクトリを選ん
で下さい(例. CRTDLL版はC:\GCC-2.95.2-CRTDLL にし,MSVCRT版はC:\GCC-2.95.2-
MSVCRT にする).
b.既存するインストールデータと重複していないか確認して下さい.他の場所にするか,
先に古いディレクトリ構成を削除しておいて下さい.
- インストール:
"正しい"unzipプログラムなのか,という問題を避ける目的で,自己解凍型実行ファイル
をZIPファイルの代わりに用いることにしています.
gcc-2.95.2-crtdll.exe または gcc-2.95.2-msvcrt.exeを実行し,インストールしたい
場所を入力して下さい(ステップ3-a).
(注意)
"分割"ファイルを復元した場合,実行しようとする前に再度結合する必要があるでし
ょう.DOS COPYという手品を使って再結合するか,"split"ディレクトリにあるCRTDLL-
COMBINE.BAT (または MSVCRT-COMBINE.BAT)を使って下さい.
- 環境変数等をセットアップする:
GCCのこのバージョンでは正常に動作するために環境変数を全く要求しません.なお,好
みによりGCC_EXEC_PREFIXを設定できます(GCCの様々な配布プログラム間での切り替え
の例として役に立ちます).ただ,使うかどうかは全く自由です.まだ,GCCはシステムイ
ンクルード,ライブラリ,プログラムなどインストールディレクトリに関するものを探
している段階です.
またGCC-2.95.2 binディレクトリを加える必要があるでしょう(例. C:\GCC-2.95.2\bi
n).リンカやアセンブラなど様々なほかのツールを検出することができるようにGCCの
パス以下に追加してして下さい.
今回のリリースでは以下の行を必要とするだけです:
C:\> PATH=C:\GCC-2.95.2\BIN;%PATH%
提供されているMINGW32.BATファイルをもう一度見て下さい.UNIXユーザーの方の多く
はbashのようなシェルが好きです."mingw32.sh"を代わりに用いて下さい.
以前のバージョンやライブラリやヘッダを不適切な場所から探そうとする他のGCCでセ
ットされている別の変数がない事を確認しておいてください.今では必要ではない変数
は,LIBRARY_PATH, C_INCLUDE_PATH,CPLUS_INCLUDE_PATH, OBJC_INCLUDE_PATHです.GCC
_EXEC_PREFIXを環境変数で使うことにするのなら,しっかりと正確に設定して下さい.
- 選んだGCC-2.95.2パッケージを正確に同じ手順に従いインストールする
以上です.がんばってください.
リンク:
GNU Compilers : http://gcc.gnu.org/
Cygwin site : http://sourceware.cygnus.com/cygwin/
My stuff : http://www.xraylith.wisc.edu/~khan/software/gnu-win32/
Mumit Khan -- khan@xraylith.wisc.edu
http://www.xraylith.wisc.edu/~khan/
戻る