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gcc - version 2.95.2
書式: gcc [オプション] ファイル...
オプション:
--help これと同じヘルプを英語で表示
('-v --help'を使うとサブプロセスのコマンドラインオプションを表示します)
-dumpspecs 全てのビルトインスペック文字列(組み込み済みの仕様文字
列)を表示
-dumpversion コンパイラのバージョンを表示
-dumpmachine コンパイラが利用するプロセッサを表示
-print-search-dirs コンパイラがサーチ対象とする全ディレクトリのパスを表示
-print-libgcc-file-name コンパイラに由来するライブラリを表示
-print-file-name=<lib> <lib>ライブラリへのフルパスを表示
-print-prog-name=<prog> コンパイラコンポーネント<prog>へのフルパスを表示
-print-multi-directory libgccが基準とするルートディレクトリを表示
-print-multi-lib コマンドラインオプションで様々なライブラリサーチディレ
クトリを用いるときのパスを表示.
-Wa,<options> ","の後の<options>をアセンブラに渡す
-Wp,<options> ","の後の<options>をプリプロセッサに渡す
-Wl,<options> ","の後の<options>をリンカに渡す
-Xlinker <arg> <arg>をリンカに渡す
-save-temps 中間処理ファイルを削除しない
-pipe 中間処理ファイルよりパイプを優先して使う.
-specs=<file> <file>の内容で仕様で定義されたビルトイン情報を書き換え
る.
-std=<standard> 入力されたソースを<standard>用に指定する
-B <directory> コンパイラのサーチディレクトリとして<directory>を追加
-b <machine> 機種にインストールされていれば<machine>をGCC実行の対象
にする.
-V <version> バージョン<version>のGCCがあればそれを実行する
-v コンパイラに呼び出されたプログラムを表示する
-E 処理するだけでコンパイルもアセンブリングもリンクもしな
い.
-S コンパイルだけでアセンブリングもリンクもしない.
-c コンパイルとアセンブリングはするがリンクはしない
-o <file> 出力ファイルを<file>にする.
-x <language> 処理するインプットファイルの言語を指定する.
許される言語には以下のようなものがあります.
c c++ assembler none
'none'はファイルの拡張子から判断されるデフォルトの言語
にするということです.
-g, -f, -m, -O , -W で始まるオプションはgccが呼び出す様々なサブプロセスに自動的に
渡されます.他のオプションをそれらのプロセスに渡すには -W<letter> オプションを使わ
なければなりません.
バグレポートについては,どうかこちらをご覧下さい:
<URL:http://www.gnu.org/software/gcc/bugs.html>.
(訳注:本家GNUサイトのものです)
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